GBN vs リラックス(●0-1)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 R
リラックス 0 0 1 0 0 0 0 1
アロハ 0 0 0 0 0 0 0 0
晴海運動場野球場(中央区)

GBN予選最終節。勝って僅かな望みをつなぎたい試合。

アロハ高山投手、リラックス宍戸投手の先発。

 

1回表、立ち上がり四球と安打で1死1・2塁とされた高山投手だったがリラックス4番白井選手の痛烈なライトライナーに2塁走者が飛び出すという好運な併殺で切り抜ける。

 

1回・2回とアロハは3人ずつで終わり続く3回表、またしてもヒットと死球で1死1・3塁とピンチを迎える。続く3番鷲崎選手の強めの当たりがセカンド脇へ転がりゲッツーか!と思ったのも束の間ファンブルしオールセーフで3塁走者がホームインし1点先制をされる。さらに四球で満塁とされるとセンターフライが上がり犠牲フライか、、という場面でスタートを早く切りすぎた三塁走者がアウトとなり併殺でこの回を終了。何とか1点にとどめた。

 

流れを取り返したいアロハはその裏、先頭の川滝選手が三振で倒れた後、8番高山選手がライト前ヒットで出塁。続く洞田選手の高く上がった打球もライト前に落ちライトがファンブル。隙を狙った高山選手が一気に3塁まで狙うもアウト。その間に2塁進塁を狙った洞田選手もアウトとなり結果3人で攻撃が終わった。

 

その後もお互いにチャンスはありながらも得点を奪えず。

 

7回表にアロハは吉松投手が登板。フォーム改造で威力を増した速球で3人をきっちり抑え流れを持ってきた。その裏先頭の5番西田選手が相手失策で出塁し、昨年まで4番に座っていた途中出場水倉選手を迎えるも、、、セカンドゴロで併殺。続く吉松選手もいい当たりを放つがセンターライナーで試合終了。残念ながらGBN2部予選突破の目標は達成できず。

 

試合間隔が空くとどうも調子が上がらないというのはあると思いますが以下が反省点。

 

  1. どういう試合か分かっていない:前もあったけど、引分では意味がない試合だということを理解していない。僅かでも予選通過の可能性を残すためには勝たなければならなかった試合。よって最終回の無死1塁から1点を取りに行くバントはない。自分が死ぬ気の進塁打もいらない。出塁のみが必要だった。打者走者の足も考えれば四球か死球か安打か、最悪三振で良かった。
  2. 状況判断が甘い:3回の無死1・2塁になっていたかも、という場面。ライトの守備位置、打球のはねる方向、悪グラウンドコンディションを材料に1塁から3塁を狙った高山選手の走塁は良かった。が、2塁を回ったところで1回躊躇したのであれば、そこで止まるべきだし、コーチも止めるべきだった。あそこで止まらなければ競ったプレーになったはずでセーフとなれば同点には出来たし無死2・3塁の場面も作れたので一気に逆転もあり得ただけに惜しかった。
  3. 思い切りがない:好球必打、フルスイングが出来ていない。好投手に対して「当てよう当てよう」という意識が強すぎる。試合前に言ったように自分の打てる球を打てるポイントでしっかり振り切ることが大事。当てにいって内野は超えない。三振を恐れないことが大事。

 

良かった点は守備でしっかり守れたこと。得点を奪われた場面のエラーは個人の技術的な問題でチームの問題とは言えない。むしろ相手の犠牲フライの場面でセンターからの送球をカットの判断でスルーし本塁で刺したり、三塁走者の離塁が早いのをしっかり見ていてアウトにしたりと言ったプレーはメンバーの連携が出来ていた証拠なので評価したいと思います。

 

ほか、吉松投手のフォーム改善効果が出始めたこと。まだ足りない部分もあるものの、この方向性でしっかり新フォームを固めて身体能力を活かしたピッチングを続けてください。キレと球速は入団以来最高に見えました。