SCLトーナメント1回戦 vs BlueThunders(●1-4)

チーム 1 2 3 4 5 6 R
BlueThunders 0 0 0 1 0 3 4
アロハ 1 0 0 0 0 0 1
@亀戸野球場B面

ようやく対戦に漕ぎ着けたSCLトーナメント1回戦。前日までの雨が嘘のような快晴となった。

 

アロハは田村投手、BlueThundersは星出投手が先発。

 

1回表、田村投手は強力BT打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。

 

1回裏、アロハは先頭の二見選手が初球を捉え左中間へのツーベースヒット。いきなりチャンスを迎える。しかし続く長谷川選手が投ゴロ、西田選手が三振と塁を進められない。4番日高選手が死球でつなぐと、この日5番に座った末冨選手がスイング一閃右翼手のグラブを弾く痛烈なヒットでようやく1点を先制!

 

2回裏のアロハの攻撃。先頭の高山選手が四球を選んで無死1塁。つづく川滝選手にバントのサインも、、、2球ファールで失敗。フルカウントまで粘るも最後はファーストフライに倒れる。さらに高山選手が盗塁を試みるも失敗。追加点が奪えない。

 

3回裏も1死から1番二見選手がセンター前ヒットで出塁し盗塁を決めるも続く長谷川選手はセカンドフライとなり二死2塁。西田選手が死球で4番日高選手。しかしここでもセカンドゴロと得点圏からのあと一本が出ない。

 

二度のチャンスを逃した後の4回表、田村投手は4番強打者の瀬下(弥)選手を1球でファーストゴロに仕留め1アウト。5番瀬下(祐)選手へカウント1-1から投じた3球目をレフトへ流し打たれる。この打球をレフト川滝選手が目測を誤り頭を越され、結果レフトオーバーの3塁打。一死3塁のピンチを迎える。さらに6番川部選手に粘られ2-2からサードゴロを打たれその間に1点を奪われ同点・・・。試合は振り出しに戻る。

 

勝ち越したいアロハの4回裏。この回からマウンドのBT田辺投手から栗嶋選手が四球、高山選手が内野安打で出塁。一死1・2塁からワイルドピッチが飛び出し、さらに捕手からの送球が逸れレフトへ点々とボールが転がるも、、、サードコーチャーは自重を指示。一死2・3塁。ここで7番川滝選手・8番田村選手がセカンドフライと三振に倒れ無得点。この日得点圏で3度目の逸機となる。

 

嫌な流れのなか5回表もマウンドに登った田村投手。三振、セカンドゴロ、三振で三者凡退とする見事なピッチング。

 

5回裏、残り時間も少なくなってきたこの回、一死から二見選手がショート内野安打でこの日猛打賞となる3度目の出塁。当然ここでも盗塁を決めて一死2塁のチャンス。つづく2番長谷川選手がショートゴロで倒れたか、、、と思いきやファーストがこぼし一死1・2塁。そして3番西田選手のところで暴投の間に3塁を狙った二見選手がタッチアウト。西田選手もセンターフライに倒れ4度目の得点圏も実らず。

 

ここまで来るとアロハにとっては厳しい流れ。6回表、先頭松本選手の打球はバットの先端に当たって高速回転する投手前のゴロ。これを田村投手が弾き無死1塁。4番瀬下(弥)選手のファーストゴロもカバーミスで無死1・2塁。5番瀬下(祐)選手のショートゴロを西田選手が悪送球し無死満塁。6番川部選手をワンボールツーストライクと追い込むもレフト前タイムリーヒットを浴び2点を勝ち越される。つづく古市選手を2-3-2のダブルプレーとし二死2塁。ここで代打元吉選手に左中間を破るスリーベースヒットを打たれ万事休す。

 

最終回6回裏、先頭の日高選手が四球を選ぶも末冨選手が三振、水倉選手がサードフライ、高山選手がピッチャーゴロに倒れゲームセット。再三のチャンスをものにできず、ミスにも付け込まれた悔しい敗戦となった。

 

敗因は試合に全員が集中して入れなかったこと。選手一丸で声を張るBlueThundersにくらべ、喫煙のために遠くベンチから離れたり、帽子もかぶらず、ぼーっとベンチに座っている選手もいました。そのこと自体は勝敗に直接関係しないかもしれませんが、グラウンドでプレーをしている選手にもその気持ちがへ伝播してたのではないかと思います。

 

相手への観察不足も。外野手・捕手の肩とコントロールを見ていないからあと1つ進めるところが進めない。試合の流れも見えていない。リスクを負ってでも次の一点を取らなければならない場面であることを全員が理解できていなかった。試合の流れや相手の動きに注意が足らずに無難なプレーに終始したことがじりじりと自分たちの首を絞めた結果だと思う。

 

何度でも言いますが、その日試合に来ているメンバーは全員に役割があるんです。スタメンだろうがそうでなかろうが関係ない。アロハらしさとは何か、アロハの良さとは何か、全員にもう一度原点に戻って考えてもらいたい。