SCL決勝トーナメント準決勝（再） vs 成城ソネッツ

予選から12イニング闘っても決着のつかなかったこのカード。

SCLチャンピオンズトーナメント準決勝戦再試合は成城ソネッツ飯塚投手、アロハ長谷川投手の先発で始まる。

1回表先発の長谷川投手は二死から死球で走者を出すも無得点に抑える無難な立ち上がり。

1回裏アロハは1番柿塚選手がレフトオーバーのツーベースヒットでいきなり無死2塁のチャンスを得るも後続が倒れ無得点。

2回表ソネッツ先頭の石山選手に四球を与えると、宮地選手のショートゴロの間に生還を許し、痛い先制点を奪われ0-1とされる。

3回裏アロハは一死から柿塚選手が四球、二見選手の内野安打が悪送球も誘い2・3塁に。ここで3番西田選手が初球を技ありレフト線へのタイムリーツーベースヒット！　2-1と逆転！　さらに日高選手が進塁打で二死3塁としたところで、5番岡選手にもレフトオーバーのタイムリーツーベースが飛び出し3-1と突き放す。

4回表ソネッツ先頭の4番谷口選手が初球を叩くとレフト寄りの左中間深部への大飛球。抜ければいきなりのピンチというところで二見選手が好捕！　後続も断ち3回に続き三者凡退とする。

アロハは5回にも二死から4番日高選手が四球を選ぶと岡選手と橘選手の連続タイムリーで2点を追加。5-1とする。

長谷川投手は5回に初安打を許すも終わってみれば6回を被安打2、与四死球3と試合をしっかり作る好投。

試合は6回裏終了時点で時間切れとなり、予選から合計3試合18イニングに及ぶ両者の長い戦いにようやく終止符が打たれた。

貴重な逆転タイムリーを放った西田選手をこの試合のMVPとしますが、2本の長打でのタイムリーを放った岡選手、調子を取り戻しすべての打席に出塁した柿塚選手、マークが厳しいなか四球と進塁打を放つなど技が光った日高選手、相変わらずの俊足で相手を撹乱した二見選手など、1-5番が打線では活躍しましたね。

守備でも二見選手のほぼレフトの裏か？（笑）という当たりを取るファインプレーなど随所に好プレーが見えました。もちろん6回を65球にまとめた長谷川投手の修正能力の高さもさすがでした。

ここに名前が挙がっているメンバー以外も各自役割を意識して動けていたと思います。勝つために、何をするか、この意識を持ち続け、思い切りよく決勝戦も闘いましょう！